ライフスタイル・生活

歯科医が考える「朝食を食べるべき」4つの理由とその効果!

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

あなたは朝ごはんをしっかり食べていますか?

「つい忙しくて、時間がなくて・・・」
「朝は食欲がないから・・・」

そう言って朝飯抜きが習慣になっていませんか?

若い人の25%~30%が朝ごはんをしっかり食べていない。
という調査結果が出ています。

朝ごはんは1日の始まりとして体に必要なものです。

朝ごはんの大切さと朝食抜きがいかに体に負担をかけているのか、ということをまとめました。

間違った朝食抜きの考え

朝ごはんを食べないことを積極的に推奨する考え方があります。

痩せられる」「胃腸を休められる」など
しかし、これらの考え方は間違っています。

確かに1日の中で朝食を抜けば朝食分のカロリーを少なくすることができます。
しかし、他の2食で体がいっぱい吸収しやすくなってしまう、という事といっぱい食べたくなってしまういうことがあります。

これでは痩せられるどころか、逆に体に負担をかけているだけで全く痩せれません。

夕ご飯を食べてから朝ご飯までの時間が1日の中で1番開いています
これなのに胃腸を休めるためにわざわざ朝食を摂らないのは、はたして必要でしょうか。

時間があいてるのでしたら必要ないですよね。

朝ごはんの大事な役割

①脳への栄養

脳を働かせる唯一のエネルギーはブドウ糖です。

ブドウ糖は直接体に蓄えておくことができません

脳は起きているときはもちろん、寝ている時もブドウ糖を消費しています。
朝起きた時前日食べたエネルギーはほとんど残っていません。

そこで朝ごはんです。

朝ごはんを食べることでイライラや疲労感を軽減し、脳を働かせることができます。

②胃腸の活性化

朝食を食べることで、胃腸が動き出し消化液が分泌されます。
それと同時にインスリンなどのホルモンも分泌されます。

ホルモンは身体の機能を維持するために大切なもので、1日のリズムを一定にすることでホルモンも安定します。

朝食を摂らなかったり、たまにしか食べないという人は、ホルモンのバランスを崩しやすく体調を崩しやすくなる原因になってしまいます。

③身体を温める

胃腸の動きが活発になりホルモンが出ると体温が上がります

これにより、寒い冬には朝食をとることで活動する意欲が湧き仕事や勉強の効率を上げてくれます。

④頭が良くなる

文部科学省の全国学力・学習状況調査まとめで面白い結果があります。

それが、

毎朝朝食をとる子どもほど、テストの得点が高い傾向にある。

と言うものです。

文部科学省「平成20年度全国学力・学習状況調査」

このグラフはオレンジ色のバーが朝食を食べている子の成績で、水色にいくにしたがって朝食を食べない割合が増えている子です。

グラフから学習と朝食の有り無しが大きく関わっているのが見えますね。

朝食を良く噛んで食べることで、脳の血流量が上がります。
そこへ消化吸収されたブドウ糖が速やかに脳に栄養を与えます。

朝食は脳を働かせ、ぼーとしてしまうことをさけてくれます。

朝、食欲がない理由

「これだけ効果がある朝食を食べたいけど、朝どうしても食欲が、、、」

という人も多いかと思います。

朝に食欲が出ない理由は夜型の生活習慣だからです。

夜型の生活習慣から引き起こされることとしては

①朝起きれない

寝不足によって朝時間がなくて食べられないということ

②間食・夜食食べる

不規則な食事、特に夜10時以降の食事は胃腸に負担になってしまいます。

消化が上手く行かず朝食欲が出ない、ということにつながります。

③夜に高カロリー

夜遅くにラーメンなど、寝る前に高カロリーをとってしまうと、朝エレルギーが足りているため食欲がわきません。

これらの習慣を見直すことで朝ごはんをしっかり食べられるようになります。

しかも、朝ごはんをしっかり食べる1日のリズムができると、夜お腹がすいてしまうということもさけられるようになってきます。

まとめ

今回は朝ごはんの大切さとその効果についてまとめていきました。

まずは明日の朝から、しっかりと朝ごはんを食べましょう

今まで食べてなかった人は、いきなりしっかり食べるのは難しいでしょうから、野菜ジュースなど飲み物だけでも朝ご飯としてとる!ってことを意識してみてください。

朝ごはんの大切さと効果を知ることであなたのデンタルIQが上がりましたね。

デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。