チャイルド・子育て

虫歯ゼロに!ママ知っ得。赤ちゃんから大人まで虫歯予防の決定法

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

しっかり磨いているのに虫歯になってしまう私と特にケアしてないのに虫歯にならないあの人はなにが違うの?

それは虫歯の成り立ちについてしっかり理解してないからかもしれません。
あなたのいつもやっているアレやソノ習慣が虫歯のリスクを上げてしまっているかも?
あなただけではなく、最愛の子どもに虫歯のリスクを負わせてしまっているかもしれません。

今回は虫歯の成り立ちとその対策についてまとめました。

虫歯の成り立ち

どうして虫歯になってしまうのでしょうか?
砂糖?歯磨き?でも歯磨きしてもなってしまう。
どうしてー!?

虫歯の原因はわかっています。
今回しっかりとおさらいしていきましょう。

虫歯の原因は3つ+αからできています。
まずその3つは、

細菌・・・虫歯菌がお口の中に多いとなりやすい。
食事・・・砂糖が頻繁に摂取されるとなりやすい。量より頻度
環境・・・歯が弱い、唾液が少ないとなりやすい。

この3つのなりやすい状態に「時間」が組み合わされると虫歯になってしまいます。
つまりこれらの条件が1つでも揃わなければ虫歯にはなりません。

次は上記の3つの条件について具体的な対策を1つずつ挙げていきましょう。

虫歯にならないためには

①細菌

虫歯菌は口の中に残る食べカスで繁殖し、数を増やしていきます。
歯ブラシで毎食後しっかり汚れを落としきることが大切です。

口内細菌のフローラというものがあります。

口の内には様々な細菌が多数存在しており、
その細菌たちが生存しているさまが『フローラ(お花畑)』のように見えることから、
口内フローラと呼ばれています。
その数は、700種以上、1000億個以上!実に大量の細菌がいるわけなんですね。

【モーニングショー】口内フローラの乱れに注意!ココアで改善しよう

このフローラを善玉菌が多いフローラにしていくことが大切です。

実は、、、
赤ちゃんは元からこの善玉菌フローラを達成できています。
ではどうして悪玉菌が増え虫歯になってしまうのでしょうか?

悪玉菌が増えてしまう原因

1)家族が虫歯を持っている
虫歯は悪玉菌の巣窟です。
お腹に赤ちゃんができたら早めに治療しましょう。

2)口移しやスプーンや箸の共有
悪玉菌を伝播させることになります。
口に入る食器類は別々がいいでしょう。

3)口へのキス
2歳半ぐらいの口内フローラが落ち着くまではさけましょう。
スキンシップはほっぺやおでこにした方が良いでしょう。

口内フローラの状況として善玉菌が多くなれば、
多少悪玉菌が侵入しても増えることができなくなります。

②食事

毎日食べている食事、これも虫歯に大きく影響します。
どんなことに気をつければいいのでしょうか?

もちろん虫歯菌の栄養はショ糖です。
しかし、朝・昼・夕の3食に入っているショ糖の量は虫歯に影響しません

ではなにが一番影響するのか?

それは、ショ糖を口に入れる頻度です

要するに、
食事中に角砂糖をボリボリ食べようが、砂糖水を飲もうが、
3食以外に水やお茶などしか飲まなければ虫歯にはあまり影響ありません。

それ以上にリスクが高いのが、間食やジュースです。

間食の後に歯を磨く人は中々いないと思います。
自販機でジュースを飲んですぐ歯を磨く人も中々いないと思います。

それらの後が危険なのです!

赤ちゃんに哺乳瓶でジュースや清涼飲料水をお散歩中にあげているママを見かけますが、お口の中はとっても危険です。

大人も油断できません。

この画像を見るとわかると思いますが、お水ようで味が付いているアレは結構砂糖が入っています。
お水代わりで飲んでいる方は注意が必要です。

画像の中にもありますが、スポーツ時の水分補給も注意が必要です。
運動中は唾液が少なくなるため、歯から汚れや糖を洗い流す能力が落ちてしまいます。
スポーツドリンクの代わりにお茶にしたり、飲んだ後に水やお茶を口に含むようにしましょう。

③環境

環境は2つあります。

まず1つは歯の質

歯の質が弱いとなりやすいです。
これは生まれついて持った性質なのでなんとも予防できません。

しかし、歯の質とは
生まれつきのもの+フッ素での強化
で決まるので、生まれつき歯の質が弱い人は
フッ素で補ってあげると良いでしょう。
フッ素は歯の生えてから3年が1番感受性が高い時期です。

乳歯で虫歯ができてしまった子は、6歳で大人の歯が出たきた時に
歯科医院でフッ素をやってもらうことを強くおすすめします。

もう1つは、唾液です

お口が乾燥していると虫歯になりやすくなります。
唾液は虫歯予防や他の病気予防にとても尽力しています。

口が乾燥して唾液が少なくなってしまうと一気に虫歯のリスクが上がってしまいます。
どんな時に口が乾燥してしまうがというと
・運動している時
・寝ている時
・口呼吸してしまう
・加齢
・お薬の副作用

鼻呼吸はとても大切です。
耳鼻科で鼻を治したり、矯正で歯並びを治したりして、
鼻呼吸をしやすることやマッサージで唾液を出やすくすることを実践していくといいでしょう。

+α時間

これらの3つの条件が揃ったとしてもすぐには虫歯になりません。
その状態が長く続いた時に初めて虫歯ができます。

まとめ

細菌・食事・環境そして時間と虫歯の成り立ちについておさらいしていきました。

それぞれの項目ごとでちょっと注意すればできることが多くあったと思います。
まずは間食のあり方を考えて、しっかりと歯ブラシしましょう。

虫歯の成り立ちについて学びあなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

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