ヘルシー・健康

虫歯がなくても歯が溶ける!?恐ろしい酸蝕症の予防策

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

虫歯に気をつけてしっかり磨いているあなた!

虫歯以外でも歯が溶けるって知っていますか?
それはあなたの身近にありひょっとしたらいつも口に入れている物かもしれません。
しっかりとケアしているのに歯が溶けていくなんて怖いですよね。

その原因は・・・

」です!

酸性の物を取っていると虫歯でないのに歯がだんだんと溶けていってしまいます。
どんなものが歯に悪いのか、食べたあとはどうすべきなのか、それをまとめました。

虫歯と酸は深い関係

虫歯はショ糖によりおきます。
それは皆さんご存知だと思います。

一見酸とは関係ないと思いきや、大いに関係あります。
虫歯はショ糖を虫歯菌が酸にかえて起こっているのです。
甘酸っぱいものが歯の溝に挟まっていることがどれだけ危険なことかわかるかと思います。

では、どういったものが歯を溶かしやすいんでしょうか?

歯を溶かしやすいもの

①酸性度が強いもの

酸性度合いが強いとその分歯を溶かすスピードが早くなります。
一般的にはpHが5.5より酸性になると歯が溶けると言われています。

特徴としてはレモンなどの柑橘系炭酸飲料かなり強い酸性になっています。

②停滞しやすいもの

お口の中に停滞しやすいものはその分歯が酸にさらされる時間が長くなるため歯が溶けやすいです。
サラサラの液体よりも固形物の方がお口の中に留まりやすくなってしまいます。

これら2つの条件を満たす物

酸っぱい系のグミ」と「梅成分の嗜好品

これらは上の2つの条件を満たしており、嗜好品はダラダラと頻回に摂取しやすく注意しなくてはいけません。
特に思春期でまだ歯が成熟していない状態で、気分転換にちょこちょこと食べてしまうと、
歯が溶けるスピードはより早くなってしまいます。

ではこれらの酸性のものを食べたり飲んだりするときはどういったことに注意すれば良いのでしょうか?

注意点と予防策

・炭酸飲料やジュースなどダラダラと長時間飲まない。

→ペットボトルではなく缶にすると保存できないため長時間の摂取はさけられる。
なるべくなら摂取を控えたほうが良いです。

・スポーツの水分補給は水またはお茶にする。
→スポーツ中は唾液が少なく酸への抵抗性が少なくなります。
なるべくなら控えて欲しいですが、飲んだ後口を一度ゆすぐだけでもかなり違うので試してください。

・寝る前には酸性のものは控える
→寝ているときは唾液が少なく酸の抵抗性が少なくなります。

ガムを食べる

→ガムは唾液を出す作用があり、酸性のものを洗い流してくれます。
リカルデントなど、シュガーレスのCaイオンが入っているガムを噛むとより効果があります。

・歯ブラシはゴシゴシしない
→固い毛のブラシでゴシゴシやると歯の表面が削れやすくなってしまいます。

まとめ

酸性食品が歯を溶かしてしまうことを学びましたね。

酸性のもので溶かされたところにはものが詰まりやすくなります。
そこからさらなる酸による歯の脱灰や虫歯が引き起こされる可能性があります。

毎日決まって取っている嗜好品の中に酸性の強いものがありませんか?
できればそれらを控えていきましょう。
そして予防法を実践し綺麗な歯を保っていきましょう。

酸蝕症について学びあなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

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