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予防歯科はなぜ大切?

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

「歯の予防は大切!」とよく言われますが、なぜ予防が大切なのでしょうか?この記事では、お口の中の病気の予防の大切さや、定期検診の重要性について解説していきます。

​​■日本人は予防歯科に対する意識が低い!?

実は日本人は、予防歯科に対する意識が低いと言われているのです。「痛くなったら」「違和感を感じてから」歯医者さんへ行く人がほとんどだと思いますが、欧米諸国では違和感や痛みが生じる前に、歯医者へ行き、予防するのが一般的です。

厚生省国民健康白書統計(2012年)によると、予防先進国と言われているスウェーデンではなんと80歳以上の人のほとんどが、20本以上歯を残せているそうです。しかし日本では80歳以上の人で歯が20本以上残っている人の割合は、全体の40%程度と言われており、スウェーデンと比べると半分ほどの数値になっています。

■予防歯科はなぜ大切?

予防歯科を積極的に受けることで得られるメリットをご紹介します!

・虫歯や歯周病を防げる

虫歯は初期段階の状態では、自覚症状が少なく、自分では気づきにくい病気です。痛みが生じた時にはかなり進行してしまっている状態が多く、治療期間も長くなり、治療方法も負担がかかるものになってしまいます。また、歯周病に関しては虫歯よりも症状がなく進んでいくため、気づけば歯がぐらついて自分の歯を失うことになる、なんてことも珍しくはありません。

こうした状態は、予防歯科に積極的に通うことで防ぐことができます。早期発見早期治療が可能になり、自分の歯を削る範囲も少なくなり、健康的な歯を守れます。また、汚れや歯石を除去できるので、虫歯や歯周病が進行しにくい状態を作って維持できます。

・見た目の美しさを守れる

歯科医院の定期検診ではお口の中の診断と共に、クリーニングを行うことができます。歯科医院で行われるPMTCと呼ばれる処置は、専用の薬品とブラシを使って歯を徹底的に綺麗にできます。歯についた汚れを除去することは虫歯や歯周病の予防にもつながりますが、着色汚れも落ちるため、歯もすっきりと綺麗に明るくなり、審美的な面でもメリットが得られます。

・健康な自分の歯を維持できる

一度歯を失ってしまうと、戻りません。虫歯の治療では歯を削るため、歯の寿命を縮めてしまいます。歯を傷つけることなく、健康的な状態を守るためにも予防歯科はとても重要です。

・痛みに苦しまずに済む

早い段階で虫歯を見つけることができれば、治療の負担も少なく済みます。削る範囲が広いと自ずと痛みも増加してしまいます。予防歯科にいくことで、進行を防ぐことができ、治療の痛みに苦しまずに済みます。

・認知症やそのほかの全身疾患のリスクを減らせる

残っている歯の本数が多いほど、健康的な寿命も長くなると言われており、認知症や全身疾患のリスクを減らすことが研究でも明らかになっています。歯の本数が少ないと脳内の海馬や前頭葉の容積が小さくなってしまい、認知症のリスクが高まるので、自分の歯を残す努力はとても重要ですよ。

・治療費の負担が少なく済む

予防歯科にいくのは通院費がかかると感じるかもしれませんが、それでも年に数回ほどです。虫歯や歯周病を放っておいて悪化させてしまうと、何度も治療期間も長くなり、通院費や治療費もかさみます。結果的に費用の負担も大きくなってしまうため、定期検診で予防することは医療費の軽減のためにも重要です。

■まとめ

この記事で解説したように、予防歯科にはさまざまなメリットがあります。今までは痛みや違和感が出てから歯医者さんに行っていたという人も、これからは、定期的に歯医者さんに行くようにしましょう!

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