047-466-2676
GoogleMap
Instagram
問診票
Web予約

インテリジェント・雑学

緊急!歯をぶつけたらまずすること~対処法まとめ~

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

痛い!歯をぶつけてしまった!!

歯がとれたり、欠けたり、揺れたり
外傷とは思いもよらずに突然起きてしまいます。

そんな時落ち着いて対処できますか?

永久歯は一生ものです。
初期対応を知っておくと大事にならずに済むかもしれません。

ぜひ皆さんに知っておいて欲しい知識をまとめました。

その前に

歯を救うために一番優先することは歯科医院になるべく早く受診すること

安易な自己判断は危険です。

症状と対処法

歯がとれた場合

・自分の歯が根ごととれてしまった場合

一刻一秒を争う事態です。
こちらに詳しくまとめてあるのでこちらを御覧ください。
緊急!今すぐ行う歯がとれたときの対処法ー2017年決定版ー

・差し歯が取れてしまった

昔、歯の神経の治療をした歯は土台と被せ物で出来ていることが多いです。

その歯が衝撃により土台ごととれてしまうことがあります。

前歯がないため鏡で見ながらそおーっと元の位置に戻そうとするかと思います。
でもその時に注意してもらいたいことがあります。

①痛みがあるようなら無理に戻さない

衝撃で土台が曲がっていたり、歯の根っこが欠けてしまっているところに、無理に戻すと痛みになる可能性があります。

無理に戻そうとすると、歯の根っこに亀裂が入ったり、割れてしまったり、状態が悪くなってしまう可能性があります。

②簡易的に押し込んだ状態で食事しない

食事中は一回噛むたびに自分の体重ほどの力がかかると言われています。

ただ挿して戻しただけの不安定な状態で食事をしてしまうと、大きな力により歯に亀裂が入る危険性があります。

③自分で接着剤でくつけない

歯科医院以上に歯にものを接着するのに必要なものが揃っているところはありません。

安易に自分で強引につけてしまうと、ほかの歯や歯ぐきに悪影響になることは間違いありません。その後の治療もやりにくくなってしまいます。やめましょう。

歯が欠けた場合

欠けてしまった破片を上手く使える可能性があります。なくさないようにして大切に歯科医院へ持っていきましょう。(欠片は乾燥させても大丈夫です。)

指や舌でなるべく欠けたところを触らないようにしましょう。尖って怪我をしてしまうかも知れないのと、傷口を汚さない様にするためです。

しみたり痛みがない場合はそのまま欠けたところの治療だけですむことが多いですが、強くしみたり何もしなくてもズキズキ痛い場合は歯の根っこの治療をしなくてはいけない可能性が高くなります。
なるべく早めに歯科医院を受診しましょう。

歯が揺れている場合

歯が揺れている場合2つのことが考えられます。

・歯が折れている。
・歯の周りの繊維が伸びてしまっている。

歯が折れている場合その折れ方によって対応が違いますが、基本的には安静にしなくてはなりません。

なので、
歯を指で摘んで揺らしたり、揺れている歯で噛まない様に注意して安静を保ちましょう。場合によっては歯科医院の針金や接着剤で固定してあげた方が治りが良くなります。

変化がないが歯を押すと痛い

揺れも普段痛みも特にない場合は、治療が必要になる可能性は低いです。

体の打撲と一緒で痛みが消えるまでは1~2週間ほど時間が必要なため、徐々に落ち着いて来るかと思います。

しかし、念のため一回X線写真を撮りに行くことをおすすめします。
今後その歯に何か変化が起きた時に見比べることができるからです。

今後起こりうること

受傷の時の歯のダメージにより徐々に歯の神経が弱っていく可能性があります。

神経が自然に死んでしまう可能性があり、神経が死んでしまうと 歯の色が暗い色に変化 噛んだ時歯に痛み 歯の根元の歯ぐきを押すと痛みが出る と言った症状が出ることがあるので注意が必要です。

極稀に、衝撃により歯の根っこが徐々に吸収して溶けてしまうことがあります。(専門的には歯の外部吸収・内部吸収と言います。)

通常は無症状で知らぬ間に起きてしまうので、定期的な検査で早めに見つけることが大切になってきます。大抵の場合はこういった歯の変化は受傷後半年程で出てくると言われています。

まとめ

大切なことは、
不必要に触らないこと
症状が軽いからと言って自己診断で安易に考えないこと
普段から口の中をよく見て変化に気付けるようになることです。

今回は、受傷してから歯科医院へ行くまでの間にすべきことをまとめました。

今回この記事を読んだことによってあなたのデンタルIQが上がりましたね。

デンタルIQを上げて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. お口中にはどのくらいの細菌がいる?予防歯科の重要性

  2. 歯が痛むときの応急処置

  3. マウスウォッシュの効果と使い方