インテリジェント・雑学

虫歯にならないために日常的に注意すること

こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。

虫歯になっても歯科医院に行けば治療はできますが、身体的な負担も金銭的な負担も多く、削る治療が必要になると今後の歯の健康にも影響が出てしまいます。最悪の場合歯を失ってしまう可能性もあるので、一番大切なのは虫歯をあらかじめ予防することです。

今回は、虫歯にならないために日常的に注意できることを解説していきます。

■虫歯予防のために注意する4つのこと

①おやつ(間食)の時間を決める

虫歯を予防するためには間食はなるべく控えるのが望ましいですが、完全になくすというのをストレスに感じてしまう人もいるでしょう。ですのでおやつを食べるときはだらだらと長い時間食べ続けるのではなく、時間を決めるようにしましょう。

虫歯は虫歯原因菌が出す酸によって歯の表面のエナメル質が溶かされることで生じる歯の病気です。食事中はお口の中が酸性に傾き、溶け出しやすい状態(虫歯になりやすい状態)になってしまいますが、基本的に唾液の働きにより酸性から中性に戻ろうとする緩衝作用が働くため、エナメル質は溶け出さずに済みます。

つまり、一日中何度も間食をとっていると中性に戻る余裕がなくなり、その前に酸性に戻されてしまいます。口さみしくなっておやつをつい口に入れてしまう人も多いかもしれませんが、虫歯予防のためにもおやつはなるべく1日1回にして、食べる量にも気をつけましょう。

②おやつ(間食)の選び方に気をつける

間食やおやつはできるだけ糖分の少ないものを選ぶのが良いですが、甘いものを食べたくなるときもありますよね。虫歯を予防するためには、何を食べるかということも大切です、アイスクリームは甘いものなので虫歯になりやすいと思う人も多いかもしれませんが、飴やキャラメル、チョコレートなどと比べると比較的虫歯になりにくいといわれています。クッキーやドーナツもそうですが、お口の中にある時間が長く、歯の溝や隙間に残りやすいおやつは虫歯のリスクが高くなります。その点アイスクリームは口の中ですぐに溶けてお口の中に残る時間が短いので、リスクも少ないというわけです。しかし、アイスクリームの中にクッキーやチョコレートが混ざっているものには要注意です。欠片が口の中に残ってしまう可能性があるので、できるだけシンプルなアイスを選びましょう。

また、糖分を多く含むジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを飲み続けることも虫歯の原因になるため注意が必要です。お水やお茶を飲むようにして、甘い飲み物は1日に1回にするなどの工夫をしましょう。

③歯ブラシと併用して歯間ブラシとデンタルフロスを取り入れる

毎日のお口の中のお手入れで歯ブラシを使用する人も多いと思いますが、歯ブラシだけでは歯の溝や隙間などを磨くことは難しくなります。歯ブラシと一緒にデンタルフロスや歯間ブラシも併用して隅々までしっかり磨けるように工夫しましょう。自分に合った種類の選び方も重要ですので、歯科衛生士などに相談してみると良いでしょう。

④唾液の分泌量を増やす

唾液の作用はとても虫歯予防に重要な働きです。全身疾患によってお口の中が乾燥してしまうこともありますが、そのほかにもストレスを溜め込んでしまったり、咀嚼回数が少なかったりするとお口の中が乾燥してしまう原因になります。バランスのとれた食事と質の良い睡眠をとって規則正しい生活をし、ストレスを溜め込まないよう適度にリフレッシュしましょう。また、お口の中の唾液の量を増やすには一度の食事で噛む回数を増やすことも重要です。1回あたり30回噛むのが目安です。ゆっくりと時間をかけて味わいながら食べましょう。

■歯科医院でのクリーニングも大切!

虫歯予防のために日常的に注意できることをご紹介してきましたが、セルフケアだけではやはり十分ではありません。しっかり虫歯予防するためには、歯科医院で定期検診を受け、クリーニングを行うことが大切です。自分では磨ききれない箇所も綺麗にしてもらえるので半年に1回はクリーニングを行うようにしましょう。自覚症状がなくて気づけなかった虫歯や歯周病の早期発見にもつながりますよ。

■まとめ

虫歯にならないためにも、まずは小さな心がけからはじめましょう。おうちでのケアや日常的な工夫にくわえ、歯科医院での定期検診やクリーニングを行うことで歯の健康を守ることができますよ。

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